禁煙外来

禁煙外来とは

禁煙外来とは自己流の禁煙で断念した方、失敗した方、禁煙希望しているけれどなかなか始められない方など、当院では禁煙を決意された方のサポートをしています。

喫煙の捉え方として、昨今では単なる嗜好や習慣と捉えず、ニコチン依存症という病気として扱い、患者さんに必要な治療を保険適用で行うことが可能です。

喫煙者が禁煙する場合、我慢をして禁煙をしてもその半数以上の方が半年以内に喫煙を再開してしまい、さらに1年後も禁煙出来ている方はおよそ10%と言われています。
このように、ニコチン依存症は、医師や薬でのサポートを受けなければ、克服が難しいとされています。
当院では、患者さんが完全に禁煙できるように身体的・精神的にサポートしています。
禁煙治療においては、患者さんご本人の強い意志が必須です。当院では、禁煙を成功させるお手伝いを致します。

健康保険で受ける禁煙治療の条件

ニコチン依存症を判定するテストを受けます。

  • テスト(TDS)で5点以上の場合
  • 1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上の場合(35歳未満の方は不要)
  • 1カ月以内に禁煙を始めたいと思っている方
  • 禁煙治療を受けることに文書に同意サインできる方

※喫煙年数短いなど保険診療の対象にならない場合でも、自費診療として禁煙外来を受診することができます。

TDSニコチン依存症判定テスト

ニコチン依存症を判定するテスト(TDS)で、10項目の質問に5つ以上当てはまる場合はニコチン依存症と判定されます。

質問
Q1 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
Q2 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
Q3 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコが欲しくて欲しくてたまらなくなることがありましたか?
Q4 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
Q5 Q4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
Q6 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか?
Q7 タバコのために健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
Q8 タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
(ここでいう精神的問題とは、禁煙時の禁断症状ではなく、喫煙の影響で結果的にイライラしたり、不安になったりすることです。)
Q9 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
Q10 タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?
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